プチ遠征|ジムという旅、筋肉という目的地

いつもと違う景色と刺激が、身体と心を整えてくれる


筋トレに、旅心を。

毎日同じルートでジムに向かい、決まったマシンを使い、いつものように汗をかく。
それは「継続」という意味では正解だ。けれど、ふとした瞬間にこう思うことはないだろうか。
——最近、なんだかマンネリだな、と。

そんなときに効くのが、ほんの少しの「旅心」。
遠くじゃなくていい。隣町でも、電車で30分でも構わない。
“いつもと違うジム”に足を運ぶことで、心と身体がリフレッシュされることがある。
AGFでは、それを「プチ遠征」と呼んでいる。


なぜ遠征?

Photo by Ambitious Studio* | Rick Barrett on Unsplash

環境が変われば、身体も変わる

筋トレは、ある意味で“習慣”の芸術だ。
でも、習慣があまりに固定化すると、感覚が鈍ってくる。
そんなときこそ「外の空気」に触れてみてほしい。

見慣れない器具、異なる配置、いつもと違うBGM。
初めて使うスミスマシン、初対面のトレーニーたち、知らない街のジムの匂い。
すべてが新鮮な刺激になる。

「自分のジムではできなかった気づき」が、
たった1日の遠征で得られることだってある。


変化を入れると、整う

Photo by Marvin Meyer on Unsplash

環境を変えると、思考も変わる。
「あれ、普段はここに力を入れてたんだ」
「ここの導線、すごく効率的だな」
と、身体だけでなく感覚までリセットされていく。

これは筋トレの話であり、同時に“整い”の話でもある。
人は、少しだけ日常から離れることで、また日常を見直せるようになる。

自分を客観視できる場所を、意図的に作る。
その手段として「ジム遠征」は、かなり優秀だ。


AGF的・プチ遠征のすすめ

Photo by Fikri Rasyid on Unsplash

本気の遠征じゃなくていい。おすすめは「ちょい遠ジム」。

  • いつものエリアから2駅先のジムに行ってみる
  • 都度利用OKのジムを調べておく(旅先・出張にも活用できる)
  • 自分のジムにない設備や雰囲気を求めてみる
  • 遠征先では「勝負ウェア」でテンション上げるのもアリ

むしろ“たまに行くからこそ”特別になり、
集中力も高まる。SNS映えや自己満でもいい。
結果的にトレーニングの密度が上がるなら、それもひとつの成功だ。


非日常が、日常を変える

Photo by hessam nabavi on Unsplash

鍛える場所を変えるだけで、いつものメニューが新鮮に感じられる。
鏡に映る自分が、ちょっとだけ違って見える。
それはきっと、遠征で得た“変化”の作用だ。

筋肉は裏切らない。
でも、同じ環境には、人の心が飽きてしまう。
だからこそ、自分の手で、少しだけ景色を変えてやる。

ジムに通う日常のなかに、ほんの少しの非日常を。
プチ遠征は、あなたのトレーニングライフをより良いものにしてくれるはずだ。